消化器内科 がん専門病院の内視鏡医は何をしているのか

主に早期胃がんについて

    • 内視鏡(胃カメラ)で病気を発見し、どのような病気か(良性か?悪性か?)評価します。
    • がんを見つけた場合、そのがんが内視鏡で切除できるのか、外科手術が必要なのかを見極めます。この見極めは難しいため、経験やトレーニングが必要です。
    • がんの内視鏡診断の手助けとなるものとして、後述する超音波内視鏡検査やNBI拡大内視鏡検査があります。
    • 近年、内視鏡治療用デバイスの進歩により、多くの病気を内視鏡で治療することが可能になりました。

*当院では部位別(食道・胃・大腸)にエキスパートがおりますので、受診の際おたずね下さい。

 

 

超音波内視鏡 EUS:Endoscopic Ultrasonography

 超音波内視鏡(EUS)とは?

胃がんの治療方針を決定するうえで、壁深達度(胃壁にはった根の深さ)は非常に大切な因子です。この深達度を診断するのに用います。その他に、胃壁近傍の転移リンパ節の診断や、粘膜下腫瘍の質的診断に用います。胃の中に水を注入して行う検査で、通常の内視鏡よりも時間のかかることが多いため、当院では鎮静剤使用下に行っています。

 

 

胃壁の筋肉(矢印)から

発生した 粘膜下腫瘍です。

粘膜下層(胃壁の2番目の層)に

浸潤(矢印)していることが分かります。


NBI:Narrow Band Imaging

NBI拡大観察とは?

光学的な画像処理技術により、粘膜表面の血管や微細構造をより鮮明に観察することが可能になりました。 当院では胃がんの内視鏡治療前の精密検査(主にがんの広がりを評価する)で用いています。通常の内視鏡よりも時間のかかることが多いため、EUS同様に鎮静剤使用下に検査を行っております。

 

胃の入り口にできた早期胃がんです。

 

色素を散布して広がりをみています。

 

NBIに切り替えたところです。病変の広がりが腺管単位で分かります。


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