vol.24 恵佑会札幌病院 診療放射線技師 向中野順

画像の撮影は正確に患者さんには安心感を

 

向中野順 診療放射線技師


向中野順 診療放射線技師
向中野 順 むかいなかの じゅん
1972年、釧路市生まれ。中央医療技術専門学校夜間部卒業。
94年4月より恵佑会札幌病院勤務。X線CT専門技師、磁気共鳴専門技術者の認定資格を取得。

CTやMRIなどの画像診断装置を使い体の内部を撮影する診療放射線技師。
精度の高い画像の撮影と患者さんへの丁寧な対応を心がけています。

診療放射線技師を志したきっかけは?

向中野 高校3年の時、母の友人から診療放射線技師の仕事の詳細を教えてもらったのがきっかけです。
ちょうど進路を決めなければならない時期でしたので、自分でも調べていくうちに次第に興味がわいてきました。
高校卒業後に上京し、専門学校の夜間部で4年間診療放射線技師の勉強をしました。
昼間は病院の放射線科で助手のような仕事をしたことで、学生のころから病院の雰囲気に慣れることができたと思います。

仕事の内容を教えてください。

向中野 当院の放射線科には画像検査と治療の2つの部門があります。私は画像検査のほうを担当しており、X線、CT、MRI、PETなどの画像診断装置を使って、体の内部の撮影を行っています。撮影する部位は、消化器、呼吸器、泌尿器、口腔、頭頸部など幅が広いです。
がんなどの病気の早期発見、診断のために、医師が読影(どくえい)できる画像、つまり医師が見て正確な診断を行えるような画像をつくることが重要になります。

仕事で心がけていることは?

向中野 私の仕事にとって、精度の高い画像を撮影できるかどうかがとても大切です。そのため、検査の時に患者さんに安心感をもっていただけるような丁寧な対応と、正確な撮影を心がけています。たとえば撮影の際に病気などの痛みのためにどうしても一定の姿勢が保てず体が動いてしまう方がいます。

そうなると、画像の精度が落ちてしまいますので、常に患者さんの状態を確認しながら、どうしたら患者さんに気持ちよく、かつ楽に検査を受けていただけるかを考えています。
当然、診療放射線技師にも高い専門性が求められていますので、新しい装置が開発された場合などにはその情報をしっかりとキャッチしておくように心がけています。

趣味やリラックス方法は?

向中野 アウトドアが好きで、休みの日は家にいるより戸外にいたいタイプです。学生時代は軟式テニス、社会人になってからはスノーボードや、自転車(クロスバイク)での遠出を楽しんでいました。でも、最近はなかなかそうした時間をつくることができません。今、体を一番動かすのは小学生の子どもと遊ぶ時ですね。

今後、取り組みたいことは?

笑顔で受け答えをしている向中野順診療放射線技師

向中野 現在取得している2つの認定資格(X線CT専門技師、磁気共鳴専門技術者)の分野の仕事をもっと向上させていきたいです。それと同時に、当院の放射線科には今後どのようなことが必要になるかを常に考え、目指すべきことが決まれば、その分野の認定資格も取得したいと思っています。