vol.16 札幌病院と第2病院の違い ― 内視鏡検査―

~内視鏡検査はどちらで受ける?~

 

札幌病院と第2病院は、どこが違うのですか?

第2病院は内科・消化器科の病院です。特に消化器の検査、治療が中心で、スタッフや機器設備も充実しています。一方の札幌病院は、複数の診療科(外科、乳腺呼吸器外科、泌尿器科、内科、腫瘍内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、放射線科など)があります。2つの病院のカルテ情報は共有化されていますので、安心してかかってください。

 

内視鏡検査を受けたいのですが、札幌病院と第2病院どちらにかかればよいですか?

初めて受診するのであれば、第2病院をお勧めします。どちらの病院も苦痛の少ない内視鏡検査のため、鎮静剤の使用を積極的に行っています(ただし車の運転が1日禁止になります)。基本的には検査は予約制となっています。また鼻からの内視鏡や入院での検査にも対応しています。

 

大腸内視鏡検査で注意することはありますか?

便が残っていては十分な検査ができないため、大腸内を洗浄するための下剤(腸管洗浄液)を検査の数時間前からのんでもらう必要があります。個人の状態に応じた準備をしますので、まず受診して医師にご相談ください。もちろん苦痛の少ない検査のために鎮静剤・鎮痛剤を使用したりします。空気が少し多くお腹に入りますが、胃と大腸の検査を1日で両方行うことも可能です。


カプセル内視鏡ってどんな検査ですか?

普通の内視鏡が届かない小腸の検査に使用します。小腸の病気はあまり多くないので、一般的には普通の胃や大腸の内視鏡検査で病気が見つけられない時に用いられます。将来的には口から肛門まで全てカプセル内視鏡で検査できるようになるかもしれません。


 

 
穂刈 格 (ほかり かく)
恵佑会札幌病院副院長(兼 内視鏡主任部長)。1983年、北海道大学医学部卒業。日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医。nbsp;