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ダヴィンチ サージカル システム(手術支援ロボット)

ロボット・内視鏡外科センターのご案内

ロボット・内視鏡外科センターを詳しくご紹介しております。

ぜひこちらをご覧ください。


恵佑会札幌病院では患者さんの体の負担を軽減しより精度の高い治療を行うために、手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を活用しています。


ロボット支援手術プロクター制度について

当院の実績

保険適用について

ダヴィンチXiとは

ダヴィンチ手術によるメリット




「ロボット・内視鏡外科センター」を開設

ロボットの手を借り内視鏡の映像を見ながらがんを切除する「ロボット支援手術」が、全国でも道内でも増えており、当院では、2020年3月、「ロボット・内視鏡外科センター」を開設しました。

今現在当院では、前立腺、腎、ぼうこう、食道、胃、肺の6種のがんのロボット支援手術が、保険診療で受けることが可能です。

今後、ロボット・内視鏡外科センターでは、更なるロボット支援手術の普及・進歩と術者の教育に取り込んでまいります。



全国でも数少ない「プロクター」の認定を受けた手術指導者が3名在籍

ロボット支援手術のプロクター(熟練指導医)は、当院に3名在籍しており、北上センター長は、日本内視鏡外科学会が推奨する胃がんと食道がんのプロクターです。ロボット支援手術の技術指導をするプロクターは、胃で全国38人(道内2人)、食道で全国11人(道内では北上センター長の1人)だけです。また、泌尿器科内視鏡学会が推奨する「泌尿器科」領域では河野医師が、日本呼吸器外科学会が推奨する「呼吸器外科」領域では鈴木医師がプロクターの認定を受けております。


※プロクターとは、ロボット支援手術による十分な経験と実績を持ち、安全に指導できると認定された指導医です。


全国で各領域が下記の通り、認定を受けています。

食道領域でのプロクターが11名

胃領域でのプロクターが47名

呼吸器領域でのプロクターが33名

(泌尿器領域でのプロクターは学会ホームページで公表されていません。)


当院からは、「食道がん」「胃がん」で北上英彦センター長、

「呼吸器外科」領域で鈴木康弘医師

「泌尿器科」領域で河野義之医師 が認定を受けております。

左:日本内視鏡外科学会が推奨するプロクターリストの抜粋
(北上センター長が食道・胃の分野で掲載されています)

右:日本呼吸器外科学会が公開しているロボット支援手術プロクター名簿の抜粋
(鈴木医師が掲載されています)




日本内視鏡外科学会ホームページ(外部リンク)

 日本呼吸器外科学会ホームページにも、プロクターリストが掲載されております。

ご興味のある方はこちらからご確認ください。

泌尿器科・心臓血管領域はプロクターリスト等がホームページに掲載されておりません。

ご了承ください。



これからロボット支援手術の手術技術を取得しようとする施設は、プロクターを招へいすることが必要なため、今後も当院はプロクターが在籍する施設として、ロボット支援手術の円滑かつ安全な普及に努めていきます。



当院のロボット手術を見学したい医療関係者の方は、見学等も受け付けております。

下記にご連絡ください。


連絡先

恵佑会札幌病院ロボット・内視鏡外科センター:robotic-center☆keiyukaisapporo.or.jp

※☆を@にしてメールでご連絡ください。

頂戴したメールへは少々お時間頂くことがあります。ご了承ください。

実績

当院は、食道がんの手術が多く、2018年4月から胃がんで、同年7月から食道がんで、保険適用によるロボット支援手術を始めており、2019年は胃41例、食道22例をダヴィンチで行いました。


合計泌尿器科消化器外科呼吸器外科
2019年36325063※3

50

2018年26221741※2

4※1

2018年12月より開始

2017年257

256


1

2016年237

237

2015年176

176

2014年129

129

2013年91

93

2012年63

63

※1 2018年12月時点の実績です。(呼吸器外科は2019年1月に規程の10例を達成)

※2 2018年消化器外科実績のうち、食道は23例・胃は18例

※3 2019年消化器外科実績のうち、食道は22例・胃は41例



保険適用の拡大

2012年度に前立腺がんが保険適用となって以降、保険適用対象は順次拡大されてきました。

2016年度には腎がん、2018年度には肺がん、食道がん、胃がん、大腸がんなど新たに12手術が保険適用となりました。

保険適用されても、すぐに手術が開始できるわけではなく、実際に運用を開始するにあたっては医師が十分なトレーニングをうけていることや医師及び施設として一定数の症例数を実施していることなど様々な基準を満たさなければなりません。

恵佑会札幌病院ではこれまでがん医療において実績を積み上げて参りましたが、ロボット支援手術においても経験豊富なスタッフを配置するなど症例数を積み上げていく方針です。

胃がんのロボット支援手術については、実施体制を整備した上で、2018年4月の保険適用と同時にスタートしています。また、2018年7月より食道がん、2019年2月より呼吸器外科で保険診療となり、当院は、道内で3番目に保険診療を獲得しております。



「ダヴィンチXi」とは

「ダヴィンチXi」とは、インテュイティブサージカル社が、泌尿器科や一般外科分野における低侵襲外科手術をさらに発展させることを目的として開発した手術支援ロボットで、日本では、2015年に発売された最新鋭の「内視鏡手術支援ロボット」です

「ダヴィンチXi」を使用した腹腔鏡手術では、数か所の小さな切開部から内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、操作台に座った医師が内視鏡カメラの映し出す鮮明な3D画像を見ながら、ロボットアームを操作し手術を行います。

「ダヴィンチXi」は操作性に優れており、従来の腹腔鏡手術では不可能だった複雑な操作ができるようになり、より精密で体に負担がかからない手術が可能になりました。

  • モニターに手術中の画像が映し出されます
  • 手ぶれが補正され、3本の鉗子によって複雑で繊細な動きが可能です

2台の「ダヴィンチXi」で対応

当院は、2012年3月に「ダヴィンチS」を導入し、それ以降泌尿器科分野を中心に着実に実績を積み重ねてきました。2015年6月には北海道で初めて「ダヴィンチXi」を導入、2017年6月からはさらに1台追加し、「ダヴィンチXi」2台体制で運営を整えています。

ロボット支援下での手術件数は年間200例を超え、2012年3月の導入以来、累計で1213例(2018年時点)の症例数を誇っています。

「ダヴィンチXi」による手術のメリット

当院は、患者さんにとって、少しでも体への負担が少なくて済む、低侵襲のがん治療を目指して取り組んできました。

「ダヴィンチXi」を使用した腹腔鏡手術は開腹手術と比べ、患者さんにとって次のようなメリットがあります。

  • がんの精密な切除

  • 高画質な3Dカメラでより立体的にとらえ、正確に切除します

  • 痛みや合併症のリスクが減る
  • 入院期間が短い
  • 回復や日常生活への復帰が早い

  • 傷口が小さく、出血が少ない

  • 左図:前立腺手術の開腹手術における切開部        右図:前立腺手術のダヴィンチ手術における切開部


ロボット支援手術では、がんを残すことなく確実にしっかりと切り取り、周りの神経や臓器と必要な血管を傷つけない、繊細かつ精度の高い手術を可能にしました。