新型コロナウイルス対策ご協力のお願い:ご来院前に必ずご確認下さい 新型コロナウイルス対策ご協力のお願い
ご来院前に必ずご確認下さい

ロボット・内視鏡外科センター

ロボット・内視鏡外科センター

ロボット・内視鏡外科センター

ロボット・内視鏡外科センターは、当院の各診療科の技術を集約し低侵襲手術であるロボット・内視鏡外科手術を確立し、安全に手術を施行することでがん治療の更なる発展を目標として設立されました。また、ロボット手術の普及のために、教育施設として後進の指導、育成を行ってまいります。


当センターは患者さまの状態、疾患にあわせた手術を検討・ご提案し、安全で最新最適な手術を行うことが最大の目的です。ロボット手術が適応かどうかを含め、治療の選択肢、それぞれのメリット・デメリットをご説明することが可能ですので、

「ロボット手術の適応なのだろうか」

「手術についてもっと詳しく知りたい」

「ほかに治療の選択肢はないか」

などございましたら、当センターに気軽にご相談ください。


現在5つのがんで保険が適用されています。

  • 食道がん
  • 胃がん
  • 直腸がん
  • 肺がん
  • 縦隔腫瘍



ご相談・お問合せ

ご相談・お問合せ

お問合せ

恵佑会札幌病院・医療相談室(直通)
011-863-2106
受付時間 8:30~17:30(月~金曜)


食道・胃・大腸のご相談は、専門外来を設けています。

肺・縦隔腫瘍は、各外来日にご相談ください。

領域外来日
食道・胃・大腸

火曜日 8:30~11:30

※専門外来日(その他の曜日も対応可能です。ご相談ください。)

肺・縦隔腫瘍

呼吸器外科外来日

詳細はこちら



センター長からのご挨拶

センター長からのご挨拶

ロボット手術の歴史は浅く、日本においては保険適応となる疾患、手術が限られるうえに、まだまだ施行可能な施設、経験豊富な外科医の数が少ないのが現状です。しかし、患者様にとっても医療従事者側にとってもロボットの有用性は今後さらに明らかにされ、適応疾患の拡大が進んでいくことが予想されます。


当院は早くからロボット手術に取り組んできたため、全国有数のロボット手術経験数をすでに有しています。今後もこれまでの経験を活かし、センターとして経験豊富な医師、スタッフにより患者様に安心して手術を受けていただける環境をご提供してまいります。


また、私自身、ロボット外科手術は従来の手術の延長ではなく新しい手術として取り組むべきであり、医療従事者向けの教育施設の確立も急務であると考えています。


当センターは、ロボット手術を指導する立場である認定プロクターが在籍しており、教育機関としてロボット手術の安全な普及のための活動も広げていきたいと考えています。


恵佑会札幌病院

ロボット・内視鏡外科センター長

北上 英彦


略歴:

  • 北海道大学卒。
  • 2017年5月より恵佑会外科部長
  • 2020年3月より現職
  • 日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医、消化器がん外科治療認定医、日本救急医学会救急科専門医などのほか、日本内視鏡外科学会技術認定医をもつ。
  • 日本ロボット外科学会 国内A級認定(2020年認定)・国際B級認定(2021年認定)。食道・胃共にプロクターの資格をもつ。


メディア情報:

WEBメディア:メディカルノートのインタビューから北上センター長のプロフィール詳細をご覧頂けます



最新情報

最新情報

  • 〇副センター長として池田篤医師が就任し、2021年10月よりロボット支援下直腸癌手術が保険適応で行えるようになりました

池田 篤医師(ロボット・内視鏡外科副センター長・外科部長兼任)

略歴:

  • 北里大学卒。
  • 2021年10月より副センター長(兼外科部長)
  • 日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医、消化器がん外科治療認定医のほか日本内視鏡外科学会認定医(大腸)をもつ。
  • 日本ロボット外科学会国内B級認定(2020年認定)。


〇2021年9月北上センター長が日本ロボット外科学会国際B級認定を取得しました


  • 〇2021年8月の病院移転に伴い、ロボット・内視鏡外科専用の手術室4室が新設されました


ロボット手術とは

ロボット手術とは

  • ロボット手術の特徴

ロボット手術を行うために使用するda Vinci surgical system(以下ダビンチ)は、製造販売会社のインテュイティブサージカル社が、低侵襲外科手術を目的として開発した手術支援ロボットで、現在世界中で最も普及し実臨床に使用されています。このダビンチはS,Si,X,Xiの4機種が世界各地で稼働しており、Xiが最新鋭の機種です。

ロボット手術、正確にはダビンチを用いたロボット支援下手術と言いますが、体の数か所に1センチ程度の切開を加え、そこから体内に内視鏡とロボットアームを挿入し、挿入した内視鏡カメラから映し出される鮮明な3D画像を見ながら、医師がアームを操作して行う手術です。内視鏡を用いての手術はこれまでも行われてきましたが、ダビンチを用いることで、従来の内視鏡手術では難しかった操作も可能になり、より緻密な手術が可能になりました。


食道がんロボット手術の特徴

胃がんロボット手術の特徴

※それぞれ北上センター長がWEBメディア”メディカルノート”で取材に答えています。

より分かりやすく解説していますので、こちらもご覧ください。


大腸がんロボット手術の特徴

大腸がんロボット手術の特徴は、池田副センター長が分かりやすく解説していますのでこちらをご覧ください。



  • ロボット手術のメリット
  • 高画質の3D映像 

術者が見たい場所を高画質の自然な3D映像で見ることができ、また必要に応じて拡大することもできるので、病変を肉眼で見る以上に鮮明にとらえることができます。


  • 体への負担減(術後疼痛、手術侵襲の減少)

開腹手術と比べ、手術創が小さく、また出血量も少ない手術が可能になり,体への負担軽減が期待できます。


  • 緻密な手技

ロボットアームの先端には、人の手と同じ動きが可能な多関節を持った「ロボットの手」がついており、術者の動きを正確に再現します。また、手振れ防止機能がついているため、人間の自然な手の震えをなくし、精密な操作が可能となっています。

北上センター長いわく、「自分が小さくなって患者さんの体内に入り込んで手術をしているような感覚で、さらに手がぶれることがないので非常に精度の高い手術が可能です。」



ロボット・内視鏡外科センターの特徴

ロボット・内視鏡外科センターの特徴

  • 最新のダビンチXiを2台導入

当センターでは最新のダビンチXiを2台導入しています。ロボット手術の件数は増加傾向にありますが、2台のロボットを並行して使用することができ、また,ロボット専用手術室4部屋を使い、一日に複数のロボット手術を行うことが可能となっています。


    • 経験豊かなチームスタッフ

当センターの設立以前から、当院ではいち早く泌尿器科領域を中心にロボット手術を経験してまいりました。

ダビンチ Xiの前々世代であるダビンチSを2012年に導入し、これまでに多くの症例を積み重ねています。症例数は年々増加し、ダビンチ手術の実績は、2019年までで1500例を超えており、医師だけでなく、手術に関わるスタッフ(看護師や臨床工学技士など)も非常に経験が豊富です。当センターが誇るロボット手術チームスタッフが揃っています。



  • 教育施設としての役割
  • プロクター認定

北上センター長(食道・胃領域)をはじめ、鈴木医師(肺・縦隔領域)がプロクターの認定を受けております。

プロクターとは、各領域において安全にロボット手術可能な十分な技量と経験を有し、かつ、経験の浅い医師に指導できる資格のことです。

直腸に関しても池田副センター長が間もなくプロクター資格を取得する予定です。


  • 症例見学施設

ロボット手術の術者になるには、各学会が提言する指針に則り、インテュイティブサージカル社が定めるトレーニングコース受講やCertification(修了証書)取得が必要です。Certificationはインテュイティブ社が公認する特定の施設で症例を見学し,研修を受けることで取得可能です。
当院は食道、胃の領域では「メンターサイト」に認定されており,認定見学施設の中でも特に当院での見学、研修が推奨されています。メンターサイトは日本に数施設しかなく,関東以北では当施設のみです。
当センターはロボット手術のハイボリュームセンターとしてだけでなく、プロクター在籍やメンターサイト認定により教育施設として、ロボット手術を新規導入する施設の医療スタッフの見学、研修を積極的に受け入れる体制を整備しています。

恵佑会札幌病院ロボット・内視鏡外科センター について

恵佑会札幌病院ロボット・内視鏡外科センター について

ロボット・内視鏡外科センターでは、安全性の確立を第一に、当院の各診療科の技術を集約し

ロボット手術と当院のがん治療の更なる発展を目指して設置しました。
当院ではセンターを通じ、これまでの経験と実績を基に、体への負担がより少なく済む低侵襲のがん治療を目指し、またより安全なda Vinci手術の普及に努めるため、da Vinci手術の教育指導(後進育成)を行ってまいります。



センター長からのご挨拶

センター長からのご挨拶

この度、ロボット・内視鏡外科センターを開設いたしました。

ロボット支援下手術は日本での歴史は浅く、保険適応となる疾患、手術が限られるうえに、まだまだ施行可能な施設、経験豊富な外科医の数は少ないのが現状です。しかし、患者様にとっても医療従事者側にとってもロボットの有用性は今後さらに明らかにされ、適応疾患の拡大が進んでいくことが予想されます。

当院は早くからロボット手術に取り組んできたため、全国有数のロボット手術経験数をすでに有しています。今後もこれまでの経験を活かし、センターとして経験豊富な医師、スタッフにより患者様に安心して手術を受けていただける環境をご提供してまいります。

また、私自身、ロボット外科手術は従来の手術の延長ではなく新しい手術として取り組むべきであり、医療従事者向けの教育施設の確立も急務であると考えています。

当センターは、ロボット手術を指導する立場である認定プロクターが複数在籍しており、教育機関としてロボット手術の安全な普及のための活動も広げていきたいと考えています。


恵佑会札幌病院

ロボット・内視鏡外科センター

センター長 北上 英彦



 

略歴:

  • 北海道大学卒
  • 2017年5月より恵佑会外科部長
  • 2020年3月より現職
  • 日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医、消化器がん外科治療認定医のほか

日本内視鏡外科学会技術認定医をもつ。

  • 日本ロボット外科学会 国内A級・国際B級認定。食道・胃共にプロクターの資格をもつ。



da Vinci手術の特徴

da Vinci手術の特徴

da Vinci Xi(「ダヴィンチ」)とは、製造販売会社のインテュイティブサージカル社が、低侵襲外科手術を発展させることを目的として開発した手術支援ロボットで、いわば最新鋭の「内視鏡手術支援ロボット」です。

ダヴィンチ手術とは、体の数か所を切開し、内視鏡とロボットアームを挿入し、挿入した内視鏡カメラから映し出される鮮明な3D画像を見ながら、医師がアームを操作する手術です。内視鏡を用いての手術はこれまでも行われてきましたが、ダヴィンチを用いることで、従来の腹腔鏡では難しかった操作も可能になり、より緻密な手術が可能になりました。


da Vinciのメリット

da Vinciのメリット

精密な切除

高画質な3D画像と拡大視野により、がんをより立体的にとらえ、より正確に切除することができます。

北上センター長によると、患者さんの体内に入って手術をしているような感覚で、より精度の高い手術可能になりました。


小さな切開・少ない出血で術後の痛みの軽減

開腹手術と比べ、手術痕が小さく、また出血量も少ない手術が可能になりました。術後の疼痛も少なくすることができます。(泌尿器科の場合)


精度の向上

ロボットアームの先端についている鉗子には、関節がついており人の指と同じような動きのコントロール、複雑な操作も可能になりました。

人の手の震えを自動的に抑える機能がついており、繊細な動きも可能です。


恵佑会でのロボット手術の特徴

恵佑会でのロボット手術の特徴

恵佑会札幌病院ロボット・内視鏡外科センターは、これまでの当院での経験と実績を活かしロボット手術の安全性の確立と術者への教育・指導を目的としており、当院の特徴を活かしてセンター運用にあたっています。


2名のプロクターが在籍・教育指導的立場としての役割

≪プロクター認定について≫

北上センター長(外科)をはじめ、鈴木医師(呼吸器外科)がプロクターの認定を受けております。

プロクターとは、各領域において標準的な技量を取得し、且つ他者によるロボット支援手術を指導できる指導者を指します。プロクターに認定される=ロボット手術の技量を有し、円滑で安全なロボット手術の導入に寄与できるということです。

プロクターに認定されるには、各学会が定める条件を満たす必要があり、例えば消化器・一般外科におけるプロクター認定の条件は次の通りです。

  • 日本内視鏡外科学会 技術認定取得者である。
  • 消化器・一般外科ロボット支援手術を独力で遂行できる技術を有している。
  • ロボット支援下食道切除術のプロクター認定を申請するものは、主たる術者としてこれを20例以上執刀した経験がある。
  • ロボット支援下胃切除術のプロクター認定を申請するものは、主たる術者としてこれを40例以上(うち、5例は胃全摘術を含む)執刀した経験がある。

(日本内視鏡外科学会「ロボット支援手術プロクター認定制度規則(消化器・一般外科)」から一部抜粋)


これらと同様の条件が泌尿器科学会や呼吸器外科学会等の各学会で個別に定められており、プロクター認定を受けるには、十分な経験と技術が必要なことが分かります。

プロクターに認定をされると、他施設での第1例目のロボット手術時に、施設へ出向いて指導を行うなど、安全なロボット手術の実施に向けて貢献することができます。


当センターのように、複数名のプロクターが在籍する施設は珍しく、当院はその数少ない施設です。ロボット手術に対する技術を持ち、且つ安全に指導ができる北上医師、鈴木医師、河野医師の3名のプロクターを中心として、患者さんへの安全なロボット手術を提供できるように、環境を整えております。


≪症例見学施設として≫

ロボット手術の術者になるには、誰でもすぐに術者になれるわけではなく、各学会が提言する指針に則り、da Vinci Xiの製造販売会社(インテュイティブ社)が定めるトレーニングコースの受講やCertification(修了証書)を取得する必要があります。

Certificationはインテュイティブ社が公認する特定の施設で症例見学することで、取得可能で、公認を受けている症例見学施設は限られています。

当院は、外科/食道と胃・泌尿器科/前立腺の2つの科で症例見学施設として認定されています。

特に、関東以北で食道と胃の両方の見学施設認定を受けているのは当院のみで、外科、泌尿器科共に北海道内のみならず、道外からの見学者も受け入れております。

当センターでは、Certificationの取得を希望する医師やda Vinciを導入する施設の医療スタッフの見学を受け入れ、当院の経験豊富な医師による実際の執刀やダヴィンチの運用などを見学頂いています。

当院での安全な手術の実施だけでなく、症例見学の認定を受けた施設として、今後ロボット手術に関わる術者・スタッフの皆さんへの教育指導ができるよう、受け入れ体制を整備しております。



最新のda Vinci Xiを2台導入

当院には、最新のda Vinci Xiを2台導入しています。道内で最新型が2台導入されている施設は当院のみで、全国的に見ても数少ない施設です。2台のda Vinci Xiにより、同じ時間に2つの手術を並行して行うことができます。

2台のda Vinciにより、ほぼ毎日のように消化器外科・泌尿器科・呼吸器外科の手術が組まれて、実施が可能になりました。

今後、ロボット手術が適応の症例数も増加した場合にも当センターで調整し運用していく方針です。


経験豊かなチームスタッフ

2020年3月より当センターが設立されましたが、当院では以前から泌尿器科領域を中心にロボット手術を経験してまいりました。

da Vinci Xiの前の世代の手術支援ロボットda Vinci Sを2012年に北海道で2施設目に導入し、これまでに多くの症例を積み重ねています。症例数は年々増加し、da Vinci手術の実績は、2019年までで1500例を超えており、医師だけでなく、手術に関わるスタッフ(看護師や臨床工学技士など)も非常に経験が豊富です。チームとして、医師へのフォローやアシストも機能しており、当センターが誇るチームスタッフが揃っています。


保険適用について

保険適用について


保険適用については、適用承認がされたらすぐにどの病院でも保険適用開始となるわけではなく、施設として一定数以上のda Vinci症例数の経験を積んだ常勤医がいることなどの様々な条件を満たす必要があります。

当院では現在7つのがんで保険が適用されます。

・食道がん

・胃がん

・前立腺がん

・腎がん

・膀胱がん

・肺がん

・縦隔腫瘍


現在、大腸がんについても準備を進めております。


ご相談・お問合せ

ご相談・お問合せ

ご説明してきました通り、ロボット手術は小さな切開でより精密な切除が可能ですが

どなたにでもロボット手術が適応されるわけではありません。


「ロボット手術をしてほしいけど、やってもらえるの?」

「もっと話を聞いてみたい」

そんなご相談もまずは、当院までお問合せください。


お問合せ

恵佑会札幌病院・医療相談室(直通)
011-863-2106
受付時間 8:30~17:30(月~金曜)


食道・胃・大腸のご相談は、専門外来を設けています。

肺・縦隔腫瘍、前立腺・腎・膀胱は、各外来日にご相談ください。

領域外来日
食道・胃・大腸

火曜日 8:30~11:30

※専門外来日(その他の曜日も対応可能です。ご相談ください。)

肺・縦隔腫瘍

呼吸器外科外来日

詳細はこちら

前立腺・腎・膀胱

泌尿器科外来日

詳細はこちら


実績

実績

当院は、食道がんの手術が多く、2018年4月から胃がんで、同年7月から食道がんで、保険適用によるロボット支援手術を始めており、2019年は胃41例、食道22例をダヴィンチで行いました。


合計泌尿器科消化器外科呼吸器外科
2019年36325063※3

50

2018年26221741※2

4※1

2018年12月より開始

2017年257

256


1

2016年237

237

2015年176

176

2014年129

129

2013年91

93

2012年63

63

※1 2018年12月時点の実績です。(呼吸器外科は2019年1月に規程の10例を達成)

※2 2018年消化器外科実績のうち、食道は23例・胃は18例

※3 2019年消化器外科実績のうち、食道は22例・胃は41例