vol.15 指定宅介護支援事業所 恵佑会

3名の介護支援専門員が介護サービス計画の作成をはじめ、介護に関するさまざまな相談に応じる。奥は同フロアの訪問看護ステーション恵佑会。

恵佑会では医師や看護師以外にも様々な部署や施設の専門スタッフが患者さんをサポートしています。
その仕事をご紹介するのが「クローズ・アップ」。


「指定居宅介護支援事業所 恵佑会」について井上美恵子管理者(主任介護支援専門員)に聞きました。

介護の必要な方と医療・介護サービス事業者とのパイプ役

居宅介護サービス利用者を訪ねてサービス内容を説明する井上美恵子管理者(主任介護支援専門員)。恵佑会グループのサービス付き高齢者向け住宅モーニングの入居者のお部屋にて。

介護が必要な方に対して、介護保険を利用して適切な介護サービスを受けることができるように支援するのが、指定居宅介護支援事業所の仕事です。いわば介護が必要な方と医療・介護サービス事業者とのパイプ役。札幌市から指定を受け、恵佑会では井上管理者を含めて3名の介護支援専門員(以下、ケアマネジャー)が業務を行っています。

可能な限り自立した日常生活が営めるようなケアプランを作成

一般に、日常生活で介護が必要になった場合、まず初めに相談の窓口の一つとなるのが、ケアマネジャーです。介護が必要な方やそのご家族から、介護保険制度や介護サービスの利用に関する相談を受け付けるとともに、介護サービスを利用するために必要な要介護認定の申請をご本人やご家族の代わりに行うこともできます。


要介護認定を受けた方に対しては、その状況に合わせて介護サービス計画(ケアプラン)を作成します。「ご本人とご家族のご要望を伺いながら、心身の状態や環境などを考慮したうえで個別に作成します」と井上管理者。このとき心がけているのは、介護を受ける人が可能な限り自立した日常生活を営むことができるようなプラン作り。


できあがったプランに基づいて医療・介護・福祉サービスの担当者が集まり、支援内容を確認し、サービス担当者会議を行い、介護サービスがスタートします。

 

心身の状態や介護サービスの実施状況を継続的に把握する

「ケアプランは介護を受ける方の心身の状況の変化などに応じて何度でも変更していきます」と井上管理者。たとえば、介護レンタルしている用具を別のものに変えたり、入浴の介助をヘルパーから看護師へ変更などという細かなご要望にも応えます。そのため心身の状態の把握や介護サービスが計画通りに行われているかなどをチェックできるよう、一カ月に一度以上ご自宅に訪問するのもケアマネジャーの仕事です。恵佑会は、悪性腫瘍の診断・治療そして終末期医療を一貫として行っているという特色があります。治療経過の中で生じてくる様々な生活上の課題に対応できるよう、主治医、訪問看護師やヘルパー等ときめ細やかな連携を図り、何がその方にとって適切なのかを把握し、ご要望に迅速に対応できるよう心がけています。また当事業所は、訪問看護ステーションと同じフロアにあるため、より細やかな連携が可能です。


ケアプランや介護にお困りなこと等ありましたら、お気軽にご相談ください。