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「緩和ケア」という言葉を御存知ですか?WHOでは、主にがんに伴う身体的・精神的・社会的な様々な問題に悩む患者さんとその御家族に対し、早い段階で多方面からサポートすることで、苦痛の予防と軽減を図り、生活の質(QOL)を向上させるためのアプローチである、と定義しています。一般的にイメージする「ホスピス」「終末期医療」だけではない、「早期から苦痛をとって良い生活を過ごす」という理念のもとに、緩和ケア病棟と緩和ケアチームが中心となり、よりよい医療とケアの提供を目指しています。
- スタッフ紹介
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上田 敬子<専門等> - 日本麻酔科学会認定医
- 日本緩和医療学会 疼痛ガイドライン作成委員
- 北海道ペインクリニック学会会員
<略歴>- 平成16年 北海道大学卒
- 治療方針
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当院は、特に消化器がんを専門とした病院で、約80%ががんの患者さんです。当院の理念の一つ『診断、治療から終末期まで、がんを一貫して診る』ことに基づき診療を行っています。
当院の緩和病棟は『ホスピス』とは少し違い、『終末期』の苦痛のみではなく、がんに付随して起こる様々な不快な症状の緩和と軽減を行っています。がんが原因の痛みや吐き気、便秘、下痢、呼吸困難、倦怠感、いらいらする気持ち、不安や不眠症など、対象となる症状は多岐に渡ります。がんが直接の原因の場合もあれば、がんの治療(手術・抗がん剤・放射線など)が原因となっていることもあります。不快な症状が落ち着けば、外出泊や退院も可能になりますし、訪問看護師や往診医、ヘルパーなどの様々な在宅サポートが近年可能になりました。緩和病棟スタッフがその専門知識を使い、他の職種とともに在宅の懸け橋となっています。
また外来や一般病棟では、緩和ケアチームが中心となり、緩和病棟に負けない医療とケアを目指しています。体の症状を担当する医師、精神症状を担当する医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどが協力し、患者さんとその御家族の悩みに対し、多方面からサポートを行います。




