医療法人 恵佑会札幌病院

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腫瘍内科

腫瘍内科では、日本臨床腫瘍学会の認定するがん薬物療法専門医をはじめ、がん薬物療法認定看護師・薬剤師がそれぞれの高い専門性を発揮しながら、患者さんにとって過不足のない最適な治療を行えるように努めています。

「通常の日常生活を保ちながら、がん薬物療法をうけていただく」ことを基本とし、「がんに由来する症状に対する治療」をあわせて行いながら、当院の優れた診断能力・外科療法・放射線療法および医療スタッフと連携を密にし、「チーム医療」の一員として診療に携わらせていただきます。

スタッフ紹介


奥田 博介
腫瘍内科副部長

<専門等>
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医・がん治療認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
  • 日本緩和医療学会暫定指導医

<略歴>
  • 平成7年 札幌医科大学卒
   

北海道大学派遣医 2名

治療方針

「がん」の治療は、「がん自体に対する治療」と、「がんに由来する症状に対する治療」の両輪で成り立っています。その中で「がん自体に対する治療」としては、外科療法(手術)・放射線療法・薬物療法の3つの方法があります。

このうち、がん薬物療法を担当する部門が「腫瘍内科」です。

がん薬物療法を行う目的は1)がんを治すこと(治癒)、2)がんを患っていてもいままで通りの生活を続けられるようにすること(延命)、3)がんによるさまざまな症状を和らげること(症状緩和)に分けられますが、その目標設定は、患者さんが患われているがんの種類や、その時の進み具合によって異なってきます。

例えば、手術した後に目に見えない小さな細胞レベルのがん細胞が体に残った場合、手術後に抗がん剤治療を行うことによって再発をできるだけ防ぐことが証明されており、これを「術後補助化学療法」といい、がんを治すことが目標になります。

一方、手術で取りきれないような段階でがんが発見された場合、残念ながら抗がん剤治療だけでがんを治せる可能性は低くなってしまうため、いままで通りの生活を過ごしていくようにするのが治療の目標となります。

「抗がん剤治療は強い副作用があって恐ろしい」、「ほとんど効果がないから受けたくない」と心配に感じられている患者さんにお会いすることがあります

しかし現在に至るまで、治療効果の高い薬剤や吐き気などの副作用を抑える薬剤の開発、基礎研究を基盤とした分子標的薬剤の臨床への導入により、適切な抗がん剤を適切に使用することで、多くのがん腫で症状の改善や延命、および手術後の再発が予防されることが科学的に証明されてきており、多くの患者さんが普段通りの生活を続けながら抗がん剤治療を外来で行うことが、ごく普通に行われています。

このように、薬物療法の有用性が証明された治療法を「標準的治療」といいますが、副作用をできるだけ抑えながら抗がん剤の効果を最大限に引き出すようにすることが大切です。

また残念ながら病状の進行によって抗がん剤治療が患者さんにとって不利益となるような場合、そのときに最も適した治療法(緩和的治療)を選ぶことがとても重要です。

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